【空気清浄機のカビ】1月に急増する咳と鼻水の原因と対処方法
2023/01/09
1月に急増する咳や鼻水の原因はカビです
大掃除も終わり、一年のうちで一番お掃除の悩みが消える1月ですが、ちょっと待ってください。もしかして、加湿器や空気清浄機などの大掃除をお忘れではありませんか?
エアコンや気候が原因で乾燥する冬は、加湿器や空気清浄機が大活躍するシーズン。しかし、その活動の分だけお掃除やお手入れが後回しになりやすいもの。とくに"お掃除できない"と思われている空気清浄機は、購入から何年も使いっぱなし、ということが珍しくありません。
加湿器や空気清浄機の汚れやカビが原因で急速に増えているのが席や高熱を伴う『過敏性肺炎』と鼻水や熱を伴う季節外れの花粉症のような症状の『アレルギー反応』。この両方に共通するのは風邪ではないのに風邪に似た不調が続くということです。そしてその原因がお掃除やお手入れがなされていない加湿器や空気清浄機(またはお掃除しているけれども、とりきれないカビや汚れが機器の内部に残ったままになっている)が原因であることが昨今、とても増えているのです。
花粉の時期でもないのに咳が続いたり、風邪薬やアレルギーの薬を飲んでいるのに鼻水が止まらないなどの症状に悩まされたら『最近、加湿器や空気清浄機を押し入れから出してきて使い始めてないか?』を確認されてみてください。長引く不調の原因を突き止められるかもしれません。
嫌なニオイは目に見えない汚れを探すバロメーター
風邪をひいた訳でもないのに咳が長く続く、花粉症の時期にはまだ早いのに鼻水やアレルギー反応が出て困っている。そんなときは身体をケアするのと同時に、使用中の加湿器や空気清浄機の汚れを疑ってください。
加湿用の水タンクや腐敗防止用のフィルター、埃やニオイを取り除く活性炭フィルターなど、日常的にお掃除するところだけではなく、スマートフォンのライトなどを活用して水蒸気や風の吹出口にある隙間や、フィルターを外した先にあるモーターやファンなどに"黒い小さな汚れ(カビや埃)”が付着していないかなど、見えないところに潜む不調の原因を探してください。また、加湿用の水を溜めておくタンクの周辺に"白や黄色い水垢(カビや雑菌が繁殖する原因となるカルシウム汚れ)”が付着していないかをチェックしてみてください。とくに押入れから出してきたばかりの”使い始めの時期”には、そのまま使用するのではなく、見えない機械の内部にカビや水垢が付着していないかを念入りに確認する必要があります。
しかし、機械内部の"見えない場所"にあるカビや汚れを目視で見つけるのは、物理的に限界があります。そこで頼りになるのが『ニオイ』。5分ほど稼働させた後にスイッチを切り、水蒸気や風が止まった状態で吹出口やフィルターに鼻を近づけてニオイを嗅いでください。(アレルギーの方や症状が出ている方は悪化する恐れがあるので健康な方が確認されてください)そうすると、目では確認できなかった機械内部のカビや汚れの臭いが敏感に感じ取れるはずです。もし何らかのニオイがする時は体調を壊す原因がある証拠です。そんなときは当店にご相談いただければ分解清掃で原因を綺麗に取り除いて差し上げられます。咳や鼻水、季節外れのアレルギー反応でお困りの方は、ぜひ一度、加湿器や空気清浄機の内部の汚れを疑われてみてください。