【春がおすすめ】排水口を掃除して室内のニオイ対策!
2023/04/11
室内のニオイ対策は春が一番!
悪臭の元は増える前に早期発見・早期解決!
寒い冬の間はまったく気にならなかった室内のニオイ。気温の上昇と共にニオイのもとであるバクテリアが活発に活動をはじめ、春雨が降るたびにどんどん増殖をしていきます。
気温が暖かくなり始めた『春先』に室内のニオイ対策を行っておくことで、これから先に訪れる梅雨の本格的な悪臭やカビ臭のお掃除の手間を大幅に減らすことができます。
その理由は、ニオイの発生源であるバクテリアやカビが増殖する前、まだ数が少ないうちのほうが退治しやすいこと。あと梅雨や夏の暑い時期に比べて、気候的にも掃除がしやすいのもメリットです。暑い室内で悪臭を放っているカビやバクテリアのヌメリなどを汗だくでお掃除するのは想像以上に重労働ですので、室内のニオイ対策は春先に早期発見と早期解決がポイントです。
排水口の奥のパイプも早めに洗浄
キッチンやトイレ、浴室など暖かくなるとニオイが気になる場所は決まって『水』があります。ニオイの元となるバクテリアやカビが繁殖していくために水を必とするからなのですが、水を使う場所には必ず排水⼝があります。
排水⼝には残飯や油分などの汚れが常に流れ込んでいて、下水のニオイが上がってこないよう常に水が溜まった状態になっています。つまり、バクテリアやカビが増えるために必要とする餌と水分が常にストックされ た場所であるということです。
また、⾵の強い⽇などは下水から悪臭が逆流したり、⾬時期の換気不⾜などによって、気温の上昇と共に排水⼝ から発⽣するニオイは⽇ごとに強くなっていきます。
ニオイに敏感なご家庭や、築年数の経過したお宅では、市販のパイプ洗浄剤などを使って定期的にお掃除をするんですが、パイプ洗浄がもっとも効果を発揮してくれるのも春先なんです。まだ排水⼝のニ オイが気にならない3⽉〜4⽉の間に済ませておくことがとても重要なのです。
業務用と違って安全な分、効果がやさしい洗浄剤を効果的に効かせるためには汚れの量が少ないウチに使用することが大切です。悪臭に気付くほどカビやバクテリアが発生してしまった状態では、しっかりと取り除くことが難しくなってしまうからです。
市販のパイプ用洗浄剤を使うにはバクテリアの活動が緩やかな『まだニオイが気にならない春先』がベストです。
衣類から発生するニオイも要注意
意外なニオイの発生源として忘れてはいけないのが『洋服』や『タオル』です。洗濯したあとタンスやクローゼットの中にしまってある衣類やタオルですが、時間の経過とともに僅かに残っている蓄積した皮脂が酸化し、生活臭となって家の中に充満します。
他人の家にいくと気づく『自宅臭』の原因が、洋服やソファーなどに染み込んで酸化した皮脂のニオイなんです。
悪臭は発生源を断つことが解決の唯一の方法です。衣替えの際など定期的に古くなった洋服やタオルを総入れ替えすると驚くほど室内のニオイが消えます。まだまだ着られる服や使えるタオルは一度、皮脂をしっかりと取り除くために酸素系の漂白剤などに漬け置きすることをおすすめします。