【もう迷わない】エアコンクリーニングの追加オプション選び方
2021/12/24
エアコンクリーニングをしたいと思っているんだけど、エコ洗剤使用とか完全分解とかいろいろなオプションや専門用語があって選び方がわからない。
あと、防カビコートとかって本当に効果あるの?
今回の記事では、上記のようなエアコンクリーニングのオプション施工についてお答えします。
✓本記事の概要
1.エアコンクリーニングのオプション施工あれこれ
2.エコ洗剤は絶対につけるべき!な理由
3.防カビコートの有効性
この記事を書いている、ぴかはうす店長のBIG BOSS(小林)はエアコンクリーニング3,000台以上の施工(業務用は別カウント!)実績があり、Googleマイビジネスの口コミ評価も岐阜県内でNo.1を達成しているベテランです。
自宅のエアコンを年2回クリーニングするほどのエアコンクリーニング好きなので自信をもってアドバイスできます。
ぜひ、参考にしてください。
1.エアコンクリーニングのオプション施工あれこれ
エアコンクリーニングを依頼しようと色々な広告やHPを見てみると、判断に困ってしまうのがよく分からない専門用語やいろんなオプション施工ではないでしょうか?
□完全分解はやれるならやったほうが良い!
多く分解できれば、それだけ多くのカビ汚れがなくなるという理解でオッケーです。
逆に、分解する部品が少ないほどカビ汚れは残るということで間違いないです。
普通のクリーニングは外装のパネルと吹出口のルーバーという風を上下するために動いている部品と、あとはフィルターを外すところまで。
でも1番カビ汚れが多いのは、風を送るために回転している【送風ファン】とアルミフィンから出る水滴の受け皿になっている【ドレンパン】です。
とりあえずこの2つを追加で外すのが完全分解です。
どれだけ丁寧に洗浄しても、どこかしらにカビは残るのですが問題はクリーニング後に残すカビの量によって、その後のカビが大発生するまでのスピードが大きく変わってしまうことです。
ねずみ算で考えれば分かりやすいですが、母数が少ないほど1年後についているカビ汚れの量は大きく違ってきます。
なので、完全分解ができるならやったほうが良いですよね!
□完全分解出来ない場合もある
やったほうがキレイになる完全分解ですが、設置状況や機器の作りによっては無理な場合もあります。
あと、エアコンの劣化具合で見送るときもあるので実際のところ完全分解できるかどうかは当日に作業をしてみなければ、はっきりとは言えません。
そういうものです!ちなみにダイキン製はムリ、東芝製もムリなことが多いです!
□高温スチーム・オゾン水とか除菌関係
洗浄方法にもさまざまな小技があります。高温のスチームで洗浄は当店では行っていないけどLDKとか油を吸っているエアコンには汚れ落ちが早そうだし、除菌もできるのでナルホド!理にかなっているな!とBIG BOSSも思います。
あとは除菌ができる系で洗浄するといったものですが余分にお金を出してまで必要か?と言われれば必要なしかなと思います。
当店だとオゾン水を現地で生成した除菌水を洗剤のすすぎ洗に使用していますが、オプションにはしていません。
実際の理由は目に見えないカビに対する「念入れ」「トドメ」としてやっていることで、クリーニング後の臭い残りなどのクレーム予防に万全を期すといったチョット気分的なことで行っている作業だからです。
【洗浄方法】に対してオプション料金を支払うことは、お客さん側からみればメリットない気がします。
スチームでも、油がついているエアコンの油を落とすことは当たり前なので、落としやすくすることにお客さんがお金を出す必要はないわけです。
これはレンジフードの清掃オプションなんかでも一緒ですね。
2.エコ洗剤は絶対につけるべき!な理由
□強いアルカリ洗剤はアルミフィン溶けてます
BIG BOSSも10年くらい前までは当たり前のように強いアルカリ洗剤で洗浄していましたが、理由は「それ以外のエアコン洗浄洗剤」を知らなかったし、そういうものだと疑いすらなかったからです。
今でもエアコン洗浄洗剤として色んな種類の強い洗剤が普通に販売されていますが、アルミフィンにかけると銀色や青みがかったアルミフィンが白く変色してしまいます。
表面のコーティングなんかを犯してしまうので良くないです。
ついた汚れを落とすのではなく、表面をペロッと一枚剥がすことでキレイにしているイメージです。
海の近くなどで塩にやられちゃっている室外機などの、そもそも傷んでいるアルミに対してはこの洗浄方法が優れていると思いますが、室内のアルミフィンには断固否定派です。
例えば、飲食店等であまりにも油の固着が激しいところなんかは弱い洗剤では話にならないのでヨシ!使うぞ!となりますが家庭用、業務用問わず室内のエアコンクリーニングでは使用しないべきです。
□エコ洗剤の種類とか
エコ洗剤の種類はとくに気にしなくてイイかなと思います。アルミフィンに優しければオッケーなので!
BIG BOSSはそもそも洗剤が好きではないので、除菌もできるしという理由で強アルカリ電解水(上で説明している洗剤とは別物ですよ)を使っています。
ほんの少しだけエコ洗剤を入れて使用しているのですが、ほぼ水なので洗剤残りないし、すすぎ楽だし究極に安全なのでという理由で使用しています。
エコ洗剤がオプションかどうかは業者によって違います。
業者側も通常のクリーナーよりエコ洗剤の仕入れ値は高いので、もともとのクリーニング代金の設定が安めな業者だとオプションは仕方ないと思います。
エコ洗剤の使用は、追加料金を払ってでもつけたほうが幸せになれます!
3.防カビコートの有効性
□有効性はある
防カビコーティング剤の種類もさまざまで、種類によって効果の違いがかなりあるので業者の取り扱っている商品の有効性にばらつきが大きいです。
しかし、どんなに良い性能のコート剤であってもカビが発生しやすい状況で稼働しているエアコンは1年も経たないうちにカビだらけになってしまいます。
けっきょく毎年クリーニングすることになるでしょう。
あったほうが、発生までのスピードは落ちるものの一旦カビが付いてしまうと上に積み上がって増えていくカビには効果ありません(カビが触れている部分にしか効果なし)
例えばコート剤の上に油やホコリがついたら効果なしということです。
LDKでキッチンの近くのエアコンなんかは防カビコート剤の性能うんぬんではない部分で効果は期待できないかなと思います。
□個人的な見解
BIG BOSSの自宅リビングで実際に起ったファクトを伝えようと思います。
とある7月の朝、自己所有のエアコンを壊れても良いや!というくらい分解をして徹底的にクリーニングを行いました。
普段の仕事で使用している防カビコートは高級品です。
安いコート剤をジャバジャバ使うのではなく、高級品をケチって使用するスタンスでやっています。
その高級品を惜しみなく使い、さらに光触媒コートも施して完璧な状態で終了したのですが。。。
9月にカビの臭いがして、吹出口をのぞくと黒カビのテンテンが出ていました。わずか2ヶ月です。
それ以来、お客さんにコート剤の効果は1年くらいだよと伝えていたのですが言わないようになりました!
そんなもんですって思っています。
寝室などの油汚れが付きにくい場所や、そもそも汚れが付きにくい場所のエアコンには効果が高いと思います。
汚れが付きにくい環境でもエアコン内部は湿度が多くカビは発生しやすいので、そういった場所のエアコンにはオプションでお金を払っても良いかなと思います。
いかがでしたでしょうか?エアコンクリーニングのオプションに迷ったら【完全分解】と【エコ洗浄】で決まりですね!
あとは油がつかない場所や汚れにくい場所に【防カビコート】でいかがでしょうか。
それ以外のオプションは大体「洗浄の手段」なので、そんなもの払う必要ないですよね。
✓エアコンの吹出口に黒い点々が見えたら、当店にエアコンクリーニングを依頼してください。
少量のエコ洗剤とアルカリ電解水で汚れを浮かし、除菌力の高いオゾン水ですすぎ洗いしています。
クリーニング後にカビの餌となりやすい洗剤残りがとても少ない方法なので安心です。
分解可能な場合は完全分解をおこない、洗浄後は防カビコートをいたします。
オプション料金はありません。全部込みで施工しています! ※2022年4月から完全分解クリーニングをオプション施工にしました。そもそも料金を頂いている形ではなかったのですが、完全分解が不可能な機種のお客さまは損した気になってしまうのではと思い切って変更しました。
多治見市・土岐市・瑞浪市・可児市・瀬戸市でエアコンクリーニングをお考えの方は、お気軽にご連絡下さい。
以上、ご拝読ありがとうございました!