【プロが教える】エアコンの電気代を節約する裏ワザ
2022/08/31
エアコンの電気代を節約するコツは【消費電力を小さくする】こと!
毎年のように気温が上がり続けている日本の猛暑では、エアコンの消費電力も上昇の一途を辿っています。
上がり続ける電気料金を抑えるために設定温度を上げたり、室外機に日陰を作ったりと様々な工夫をしているのでは無いでしょうか?
今回はテレビや、雑誌などではあまり取り上げられていない節電方法を2つ紹介します。
エアコンの消費電力を小さくする2つの方法
① 天井の暑い空気を換気扇で排出する
② 屋外配管の断熱材を交換する
エアコンの【冷やす仕事】を減らすことで節電ができる
エアコンが消費する電力を減らすには設定温度を下げるだけではなく、はじめから部屋の空気を低い状態にしておくことも重要です。エアコンは暖まった空気を冷やすときに大きな電力を消費してしまうため、エアコンで冷やす前にどれだけ温度を低く出来ているかで消費電力が変わってきます。
特に天井周りに溜まる「熱せられた空気」を排出してくれる換気扇を常に動かし、エアコンの仕事量を減らすことで相当量の電気を節約することが出来ます。天井周りの空気は床付近より20℃以上も熱くなることも珍しくありません。そこまで熱せられた空気を冷やすには電力も多く消費してしまうので、天井付近の換気扇で高いところに集まってくる熱を排出することをおすすめします。
天井付近に換気扇がない場合は広いリビングや熱の籠る2Fの天井につけてしまうのもおすすめです。扇風機で循環させるよりも換気扇で一気に熱を排出したほうが効果的です。
もう一つは、室内のエアコンと屋外の室外機をつないでいる配管です。この配管を覆っている断熱材が劣化してひび割れなどが起こっていると、せっかく室外機で冷やされた管の中のガスがひび割れた断熱材の隙間から入り込んだ外気や日光によって途中で熱せられてしまい、多くの電力を消費してしまうことがあります。化粧カバーがついていない部分など、たまに確認して見ることをおすすめします。